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東京駅で新幹線は何分前から乗れますか?



東京駅では、新幹線は基本的に発車「10分前」から乗れます。
実際に、筆者が東京駅の「東海道新幹線ホーム」で何分前に乗れるか検証しました。
<折り返し列車>
平日12時頃「のぞみ」発車時刻の11分前
平日12時頃「こだま」発車時刻の8分前
この記事では元JR社員である筆者が、実際に東京駅で調査した結果をもとに、新幹線に何分前から乗れるか解説します。
この記事を読めば、新幹線に乗り遅れたり待ちすぎたりしなくて済むようになります。
東京駅で新幹線に乗る際は「30分前に東京駅到着、10分前乗車」を目安に、安心して新幹線の旅を楽しみましょう!
結論:東京駅で新幹線に乗れるのは発車「10分前」が目安


「東京駅で新幹線には何分前から乗れるの?」という疑問への答えは、発車時刻の約10分前が目安です。
始発である東京駅では車庫から入線する新幹線と、到着した新幹線が折り返し運転となる2パターンを解説します。
車庫からの直接入線:10~15分前
直接、車庫から東京駅の新幹線ホームに入線する場合は、発車時刻の約10分〜15分前にドアが開いて乗車可能です。



車庫で既に清掃と点検が完了しているため、東京駅の新幹線ホームに到着してすぐに扉が開きます。
折り返し運転:5分前
折り返し運転の場合は、発車時刻の約5分前に乗車できます。



折り返し運転では、東京駅の新幹線ホームに到着した新幹線が車内の清掃を終え、すぐさま始発列車として出発という流れです。


折り返し運転の場合、新幹線に乗車できるのは発車時刻のわずか5分前、場合によっては3分前になることもあります。
実際に、筆者が東京駅の「東海道新幹線ホーム」で何分前に乗れるか検証しました。
<折り返し列車>
平日12時頃「のぞみ」発車時刻の11分前
平日12時頃「こだま」発車時刻の8分前



折り返し列車でしたが、新幹線に約10分前から乗車できました!
東京駅で新幹線の「指定席」は何分前から乗れる?


新幹線の「指定席」は、東京駅であれば10分前から乗れる場合が多いです。
実際に、筆者が東京駅の「東海道新幹線ホーム」で何分前に乗れるか検証しました。
<折り返し列車>
平日12時頃「のぞみ」発車時刻の11分前
平日12時頃「こだま」発車時刻の8分前



指定席は席が確保されているので、発車時刻10分前にホームへ到着すれば、スムーズに乗車できます!
ちなみに、新幹線の指定席券は乗車する列車が決まっているため、乗り遅れると後続の自由席に乗車することになります。
全車指定席の列車(東北新幹線「はやぶさ」「こまち」など)で乗り遅れた場合は、後続列車に立席で乗車する必要があります。自由席が存在しないためです。


東京駅で新幹線の「自由席」は何分前から乗れる?


新幹線の「自由席」は指定席と同様に、東京駅であれば10分前から乗れる場合が多いです。
実際に、筆者が東京駅の「東海道新幹線ホーム」で何分前に乗れるか検証しました。
<折り返し列車>
平日12時頃「のぞみ」発車時刻の11分前
平日12時頃「こだま」発車時刻の8分前



新幹線の自由席は早い者勝ちなので、通常期と繁忙期(GW・お盆・年末年始)で必要な待ち時間が大きく異なります。
- 通常期:15〜20分前
- 繁忙期:40〜50分前
GWやお盆、年末年始の帰省ラッシュに東京駅から新幹線に乗車する場合は、1時間以上前から並ぶのも珍しくありません。
東海道新幹線「のぞみ」「こだま」「ひかり」の自由席は以下のとおりです。
- のぞみ:1〜2号車
- ひかり:1〜5号車
- こだま:1〜6号車 ※変更の場合あり




東京駅から東海道新幹線に乗るなら30分前に到着するのがおすすめ!


東京駅から新幹線に乗るなら、最低でも30分前には駅に到着しておくべきです。
もし、東京駅で新幹線の時間変更や切符の発券が必要な人はさらに早く到着するようにしましょう。



東京駅のみどりの窓口は混雑している可能性が高いです!




東京駅「みどりの窓口(きっぷうりば)」の営業時間や行き方は、こちらの記事で詳しく解説しています。


東京駅の乗り換え時間は8分〜20分


東京駅は日本最大級のターミナル駅で、在来線から新幹線ホームへは、JR時刻表で乗り換え標準時間は8分〜20分程度とされています。
- 東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線から乗り換え:8分
- 山手線・京浜東北線・東海道本線・東北本線から乗り換え:10分
- 中央本線・総武本線・横須賀線から乗り換え:15分
- 京葉線から乗り換え:20分



東京駅に慣れていない人は、さらに10分ほど余裕を持つようにしましょう!
新幹線に乗る前に、東京駅のみどりの窓口でチケットの購入や払戻しをする人は、以下の記事で行き方や営業時間を解説しています。


新幹線ホームの号車までが意外と遠い


東京駅の新幹線のホームに到着しても、目的の号車位置まで移動するのに思った以上に時間がかかります。



例えば、東海道新幹線は16両編成(1両=25m)なので、ホームは400メートル以上です。
東京駅の新幹線ホームを、1号車から16号車まで歩くと約5分かかります。


実際に東京駅の東海道新幹線ホームを1号車から16号車まで歩いたら4分46秒かかりました!



東京駅から東海道新幹線の指定席に乗る場合は、ホームの階段を上がる前に、何号車か確認しましょう。


東京駅の新幹線は何分前から乗れるか?に関するよくある質問
東京駅で新幹線は何分前から乗れるか?について、よく寄せられる質問をまとめました。元JR社員の実務経験に基づき、正確で実用的な情報をお答えします。
- 新幹線に乗り遅れたらどうするの?
-
新幹線に乗り遅れてしまった場合でも、当日であれば後続列車への乗車が可能です。
指定席券で乗り遅れた場合、原則として同日の後続列車の自由席に乗車できます。これはJRの特例措置で、追加料金は不要です。
全車指定席の列車(東北新幹線「はやぶさ」「こまち」など)で乗り遅れた場合は、後続列車に立席で乗車することになります。自由席が存在しないためです。
東海道新幹線「のぞみ」もGW・お盆・年末年始は全車指定席なのでご注意ください。
のぞみ全車指定席画像引用:JR東海公式サイト 特に「ぷらっとこだま」「EXのぞみファミリー早特」「お先にトクだ値」などの人気割引きっぷは、列車変更ができません。購入前にきっぷの条件を必ず確認し、時間に余裕を持った行動が大切です。
- 新幹線の指定席なら何分前に東京駅に着けば大丈夫ですか?
-
東京駅から新幹線に乗るなら30分前には駅に到着しましょう。
東京駅は日本最大級のターミナル駅で、在来線から新幹線ホームへは、JR時刻表で乗り換え標準時間は8分〜20分程度とされているからです。
- 東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線から乗り換え:8分
- 山手線・京浜東北線・東海道本線・東北本線から乗り換え:10分
- 中央本線・総武本線・横須賀線から乗り換え:15分
- 京葉線から乗り換え:20分
- 新幹線の自由席で座るには何分前から並ぶべきですか?
-
通常期は15~20分前、繁忙期は40~50分前からの待機をおすすめします。
自由席は早い者勝ちのため、座席確保には事前の待機が必要です。平日や閑散期なら15~20分前で座れる可能性が高いでしょう。
しかし、GWや年末年始の繁忙期では、40~50分前から並ぶ人も多いです。確実に座りたい場合は、指定席の購入を検討しましょう。
東海道新幹線「のぞみ」もGW・お盆・年末年始は全車指定席なのでご注意ください。
のぞみ全車指定席画像引用:JR東海公式サイト
まとめ:新幹線は30分前に東京駅到着、10分前乗車がおすすめ!


東京駅で新幹線に乗る際は「30分前に東京駅到着、10分前乗車」が目安です。
なぜなら、東京駅に到着してから、新幹線ホームまでの乗換え時間が8分〜20分もかかるからです。
- 東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線から乗り換え:8分
- 山手線・京浜東北線・東海道本線・東北本線から乗り換え:10分
- 中央本線・総武本線・横須賀線から乗り換え:15分
- 京葉線から乗り換え:20分



東京駅に慣れていない人は、さらに10分ほど余裕を持つようにしましょう!
東京駅で新幹線に乗る時は「30分前に東京駅到着、10分前乗車」を基本ルールとして、安全で快適な旅行をお楽しみください。


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