てつこジパング倶楽部のデメリットは?



ジパング倶楽部の最大のデメリットは、窓口でしか割引きっぷを購入できないことです。
え? この時代に、ネットや券売機で購入できないのが「ジパング倶楽部」の割引きっぷ。なぜなら、JR6社(旧国鉄)が協議して決める必要があるきっぷのため、なかなか制度が変わらないんです。
この記事では、みどりの窓口で働いた経験がある筆者が、ジパング倶楽部のデメリットという名の「闇」に迫ります。
この記事を読めば、65歳以上が対象のジパング倶楽部がオトクすぎて、親世代におすすめしたくなる理由までわかります。



実は、デメリット以上のメリットがあるのがジパング倶楽部!
【経歴】元JRの駅員・車掌・運転士
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ジパング倶楽部の最大のデメリット


ジパング倶楽部の最大のデメリットは、窓口でしか購入できない点です。ネット予約や券売機ではジパング倶楽部を利用したきっぷが購入できないので注意してください。



JR6社共通であるジパング倶楽部は、なかなか改善されないんですよね・・・
一部の駅では、券売機でジパング倶楽部割引のきっぷの購入に対応してくれますが、対応駅は公表されていません。
一方で、「話せる指定席券売機(JR東日本管内)」ではジパング倶楽部の割引きっぷの購入に対応しています。
「話せる指定席券売機」は、受話器を通じてオペレーターと直接話しながら新幹線のチケットを購入できる券売機です。みどりの窓口と同様のサービスを受けられます。(寝台券の購入などは不可)
【一覧表】話せる指定席券売機の設置駅
営業時間は 8:00〜20:00
- 王子駅
- 大井町駅
- 荻窪駅
- 北千住駅
- 巣鴨駅
- 高田馬場駅
- 四ツ谷駅
窓口でしかジパング倶楽部の割引きっぷが購入できない、という「デメリット」を受け入れることができるのか?が大きなポイントです。



話せる指定席券売機が家の近くにあるといいですね!
ジパング倶楽部の入会前の知っておくべきデメリット3選


みどりの窓口で働いていたとき、ジパング倶楽部の仕組みで戸惑う方を多く見かけました。ジパング倶楽部は非常にお得な制度ですが、いくつか注意点も存在します。
ジパング倶楽部に入会してから「思っていたのと違う」と後悔しないよう、事前の確認が不可欠です。元プロの視点から、見落としがちなデメリットを3つ分かりやすくお伝えします。
- 年会費がかかる
- 入会に年齢制限がある
- 会員証がすぐに届かない
年会費がかかる
ジパング倶楽部は 3,840円の年会費がかかります。(※2026年1月現在)
たまにしか新幹線に乗らない方には、ジパング倶楽部の年会費が負担に感じるかもしれません。 ご自身の旅行頻度を考えたうえで、元が取れるかを計算するのが賢明といえます。
入会に年齢制限がある
ジパング倶楽部は、誰もが入会できるわけではなく、満65歳以上と厳格に定められています。
ちなみに、大人の休日倶楽部であれば、50〜64歳の「ミドル会員」もあるので65歳未満の人におすすめです。
大人の休日倶楽部とは?
大人の休日倶楽部は、満50歳以上の方を対象とした、JR東日本・北海道のきっぷを5%〜30%割引で購入できる会員制度です。
- ミドル会員(満50歳〜64歳):5%割引
- ジパング会員(男性65歳):30%割引
ミドル会員の年会費は2,624円。ジパング会員の年会費は4,364円です。
大人の休日倶楽部の最大の特典は、期間限定で発売される新幹線も乗り放題の「大人の休日倶楽部パス」です。新幹線を含む対象エリアが数日間乗り放題のフリーパスが購入できます。


会員証がすぐに届かない
最大の注意点は、ジパング倶楽部を申し込んだその日に割引を受けられないことです。 手続き完了からジパング倶楽部の会員証が手元に届くまで、通常は2週間ほどかかります。
「明日からの旅行で使いたい」と思っても、駅の窓口でジパング倶楽部の会員証を即日発行はできません。 旅行の予定が決まったら、1ヶ月前を目安に余裕を持ってジパング倶楽部に入会するのがおすすめです。
ジパング倶楽部に入会する際は、直前の手続きにならないよう、早めの行動を心がけることが大切といえます。
ジパング倶楽部で見逃されやすいデメリット3選


ジパング倶楽部で見逃されやすいデメリットを以下の3つに厳選して解説します。
- のぞみ・みずほの利用制限がある
- 繁忙期は割引がない
- 201キロ以上じゃないと割引がない
のぞみ・みずほの利用制限がある
ジパング倶楽部のデメリットとして、東海道・山陽・九州新幹線で最も速い「のぞみ」と「みずほ」が割引対象外である点です。



ジパング倶楽部の会員以外の人と一緒のときは困りますね・・・
ジパング倶楽部の割引を適用させるためには、目的地の到着時間が遅くなるのがデメリットです。
繁忙期は割引がない
ジパング倶楽部は、割引が適用されない「利用制限期間」が以下の時期に設定されています。
- ゴールデンウィーク
- お盆休み
- 年末年始



一番使いたいときに使えないのがジパング倶楽部!
上記の繁忙期にしか新幹線を利用しない人にとっては、ジパング倶楽部の割引制度はおすすめできません。
201キロ以上じゃないと割引がない
ジパング倶楽部では、201キロ以上じゃないと割引が適用されないというデメリットがあります。
ジパング倶楽部の割引を受けるための条件が、「片道・往復・連続で201キロ以上」というルールで定められているからです。



201キロって言われてもわかりません!ってなるのがジパング倶楽部。
新幹線を利用して、遠出をするときにしかジパング倶楽部の割引を利用できないというデメリットを知っておくのが大切です。
ココだけの話ですが、みどりの窓口の駅員が、201キロ以上になるようにきっぷを作ってくれる場合も…あるかもしれません。
ジパング倶楽部がオトクすぎる理由


ジパング倶楽部の割引きっぷは、デメリットを上回るメリットは、全国のJRが30%OFFになることです。
例えば、東京ー新大阪の「新幹線」は片道4,000円以上も安くなります。※のぞみ号の無割引とひかり号の30%割引を比較



往復で8,000円以上も安くなるので、片道だけグリーン車乗りたくなりますね。
ちなみに、ジパング倶楽部の年会費はたったの3,840円なので、年に1回「東京ー新大阪」の片道を利用するだけで元が取れます。
ジパング倶楽部割引だと、のぞみ号には乗れないので、多くの人が「ひかり・こだま号」に乗ることになるでしょう。



東京ー新大阪間だ、のぞみ号に比べて30分ほど乗る時間が長くなるだけですよ!
ジパング倶楽部の30%割引きっぷは、オトクすぎることがおわかりいただけたでしょうか。
ジパング倶楽部 デメリットに関する質問(Q&A)
- ジパング倶楽部に入会しても、「のぞみ」には乗れないのですか?
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「のぞみ」や「みずほ」に乗車すること自体は可能ですが、特急券にジパング倶楽部の割引は適用されません。
これらの列車を利用する場合は、乗車券を正規料金で支払う必要があります。 どうしても割引を受けたい場合は、「ひかり」や「こだま」、「さくら」などの対象列車を選ぶ必要があります。
- 年会費の元を取るためには、どのくらい旅行すればいいですか?
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片道201キロメートル以上の旅行を年間に1回から2回行えば、年会費以上の割引を受けられます。
ただし、入会直後の3回までは割引率が2割と低めに設定されているため、4回目以降の3割引きになってからが本番と言えます。 近場ばかりの移動や、繁忙期にしか旅行しない方は、元を取るのが難しい可能性があります。
- インターネットで切符を予約することは可能ですか?
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ジパング倶楽部の割引を適用した切符を、インターネット上で直接予約・購入することはできません。
必ず駅の窓口(みどりの窓口など)へ会員手帳を持参して手続きを行う必要があります。 ネット予約の手軽さを重視する方にとっては、このアナログな購入方法が大きなデメリットとなります。
- 家族で一枚の会員証を使い回すことはできますか?
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会員証は本人専用であり、家族であっても貸し借りは一切禁止されています。
列車内で車掌による本人確認が行われることがあり、不適切な利用が発覚した場合は会員資格の取り消しなどのペナルティを受ける可能性があります。
まとめ:ジパング倶楽部のデメリットを理解したうえで入会しよう!


この記事では、みどりの窓口で働いた経験がある筆者が、ジパング倶楽部のデメリットについて解説しました。






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