悩む女性子どものころにやったポケモンスタンプラリー、いつから続いてるんですか?



始まりは1997年の夏。2026年でちょうど30年目になりますよ!
- 最初の開催は1997年8月。都区内30駅・9日間だけの開催だった
- 参加は当初有料。無料の当日自由参加になったのは2004年から
- 2020年から3年間は開催がなく、2023年に復活して現在に至る
この記事では元駅員の筆者が、ポケモンスタンプラリーの歴代の開催を、JR東日本の当時の公式発表までさかのぼって検証してまとめました。
個人サイトやまとめ記事の情報をなぞるのではなく、1997年の公式ページや各年のプレスリリースを1本ずつ確認しています。
この記事を読めば、ポケモンスタンプラリーの歴代の流れだけでなく、自分が参加した年が全体のどのあたりだったのかまでわかります。



いちばん大きかった年は98駅。今の倍以上あったんです
【年表】ポケモンスタンプラリーの歴代一覧(1997〜2026年)
ポケモンスタンプラリーは1997年に始まり、2026年で30年目を迎えました。まずは全体像を年表で確認します。
首都圏で開かれた歴代の一覧と、仙台などの地方開催をそれぞれ表にまとめました。あわせて、この年表をどうやって作ったのかもお伝えします。



横にスクロールすると、駅数まで見られますよ
首都圏で開催されたポケモンスタンプラリーの一覧表
首都圏で開かれたポケモンスタンプラリーの歴代一覧です。名称は当時の公式表記をそのまま載せています。
名称の表記は年によって変わります。2004年から2010年までは「ポケモン・スタンプラリー」と中黒が入り、2012年からは中黒のない「ポケモンスタンプラリー」になりました。
仙台など地方で開催されたポケモンスタンプラリーの一覧表
ポケモンスタンプラリーは首都圏だけのイベントではありません。仙台を中心に、地方でも開催されていました。
| 年 | 名称 | 期間 | 規模 |
|---|---|---|---|
| 2009 | 湯沢・十日町エリア ポケモン・スタンプラリー | 8/17〜8/23 | 観光スポット中心 |
| 2012春 | ポケモンスタンプラリー春in仙台 | 3/23〜4/8 | 20駅 |
| 2012夏 | ポケモン探検ラリー2012夏 in仙台 | 7/14〜8/5 | 在来線23駅+新幹線7駅 |
| 2013 | ポケモンスタンプラリー2013in仙台 | 8/1〜8/18 | 在来線24ヶ所+新幹線7ヶ所 |
| 2014 | ポケモンスタンプラリー2014 in 仙台 | 7/26〜8/12 | 在来線25ヶ所+新幹線7ヶ所 |
注目したいのが新幹線を使うコースは仙台が先だったという点です。2012年の夏に東北新幹線の7駅を巡るコースが設定されています。
首都圏のポケモンスタンプラリーに新幹線コースが登場するのは、11年後の2023年からでした。



2013年は仙台と首都圏の両方でスタンプを集めると賞品がもらえました
この年表はJR東日本の公式発表をもとに作成した
ポケモンスタンプラリーの歴代情報は、ネット上では出典のないまとめが目立ちます。そこで筆者は、当時の公式資料を1本ずつ確認しました。
もっとも古い資料は、1997年当時のJR東日本のウェブページです。インターネット上の記録保管庫に残っていたものを確認しています。
参照:JR東日本「ポケットモンスター・スタンプラリーのご案内(1998年1月27日時点のアーカイブ)」
当時のJR東日本は、夏のイベントを本社のプレスリリースではなく、旅行情報ページで告知していました。そのため記録が残りにくかったとみられます。



わからないことは「わからない」と書く。それが検証記事の作法だと考えています
【黎明期】ポケモンスタンプラリーの始まりは1997年
最初期のポケモンスタンプラリーは、いまとはまったく違う姿をしていました。参加するのに、専用のきっぷを買う必要があったのです。
1997年は有料のきっぷ制、1999年は土日だけの小規模開催、2002年はスタンプですらないカード集めでした。いまの形になるまでの試行錯誤を順に見ていきます。



最初の3回は、どれも今と仕組みが違うんです
1997年の最初の開催は「ラリーきっぷ」の購入が必要だった
最初のポケモンスタンプラリーは、1997年8月9日から17日までの9日間開催されました。時間は10時から17時まで。スタンプは東京都区内の30駅にありました。
いまと大きく違うのが参加方法です。参加には「ポケモンラリーきっぷ」の購入が必要でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 値段 | 大人2,000円・小人1,000円 |
| 有効期間 | 連続する2日間 |
| 乗れる範囲 | 東京都区内の普通列車が乗り降り自由 |
| 発売期間 | 7月25日〜8月16日 |
| 定員 | 10万名に達し次第、発売終了 |
つまり先着10万名の定員制で、きっぷを買えなければ参加できない仕組みでした。
スタンプを押す拠点は「ポケモンジム」と呼ばれ、東京・新宿・池袋・上野・品川の5駅に置かれました。ここで引換券をスタンプラリーブックに交換します。
景品は10個で「ポケモントレーナー認定証」、30個すべてで「ポケモンスペシャルカード」でした。



2日間有効だったので、2日に分けて回ることもできました
1999年は土日限定10日間・13駅の小規模開催だった
1999年のポケモンスタンプラリーは、歴代でもっとも小さな規模でした。開催は7月24日から8月22日までですが、実施日は毎週土曜と日曜だけの計10日間です。
スタンプがあったのは13駅のみ。うち4駅(上野・新宿・池袋・品川)がスタート地点を兼ねていました。
きっぷは大人1,600円・小人800円で1日限り有効。各実施日ごとに1万枚という枚数制限も設けられていました。
参照:JR東日本「ポケットモンスター・スタンプラリー’99(1999年12月30日時点のアーカイブ)」
この1999年のページには「3年目を迎え」という記述があります。1997年が最初の開催だったことは、この一文で裏づけられます。
2002年はスタンプではなくカードを集める形式だった
2002年は名称も中身も特殊でした。「ポケモンハッピーアドベンチャーラリー2002」として、8月3日から18日まで開催されています。
この年のポケモンスタンプラリーはスタンプを押すのではなく、カードを6枚集める形式でした。
集めるのは「オリジナルポケモンカードe」。東京・品川・渋谷・新宿・池袋と、ポケモンセンタートウキョーの6ヶ所で1枚ずつ配られました。
絵柄はセレビィ・エンテイ・ピカチュウ・ピチュー・ミュウツー・ルギアの6種類です。
さらに変わっているのがゴールで、ゴール地点が公表されていませんでした。品川・恵比寿・新宿にあるコーナーでヒントを集め、自力で探し当てる仕掛けです。



謎解き要素は2016年が初めてと思われがちですが、実は2002年に前例があるんです
【拡大期】無料化で最大規模になった2004〜2010年
2004年、ポケモンスタンプラリーは大きく方向転換します。きっぷを買わなくても参加できる、いまの形になりました。
無料化で参加のハードルが下がり、駅数もスタンプの種類も歴代最大に膨らみました。シークレットスタンプやポケモン新幹線が登場したのもこの時期です。



ポケモンスタンプラリーがいちばん熱かった時代ですね
2004年に当日自由参加へ変わり91駅へ拡大した
2004年のポケモンスタンプラリーは7月31日から8月15日まで開催されました。設置駅は一気に91駅まで増えています。
公式資料でも「過去最大の規模」と表現されました。そして最大の変化が参加方法です。
スタンプ台は改札の外に置かれ、乗車券を買うだけで誰でも参加できる形になりました。専用きっぷも定員も不要です。
必要なスタンプは5駅分で、景品はオリジナルポケモンエアピローが30万個用意されました。ゴールは東京・品川・新宿・池袋・上野・松戸の6駅です。



この年の設計が、いまのポケモンスタンプラリーの原型になっています
2005年はスタンプ100種類で歴代最多になった
2005年のポケモンスタンプラリーは、7月30日から8月14日まで開かれました。設置は97駅ですが、スタンプの種類は100種類あります。
駅数より種類が多いのは、日によって絵柄が変わる駅があったからです。
| 駅 | 偶数日と奇数日で変わるポケモン |
|---|---|
| 新橋 | ゴンベ/カビゴン |
| 恵比寿 | ソーナノ/ソーナンス |
| 巣鴨 | トゲピー/トゲチック |
進化前と進化後を日替わりで入れ替える趣向です。スタンプ100種類は2026年現在も破られていない歴代最多記録です。



両方そろえるには、2日に分けて同じ駅へ行く必要がありました
2006年にシークレットスタンプが初めて登場した
2006年のポケモンスタンプラリーは7月29日から8月13日まで。設置は98駅で、これが歴代最多の駅数です。
この年に初めて登場したのが、どのポケモンがいるか事前に公表されない「シークレットスタンプ」でした。
対象は目白・田町・千駄ヶ谷の3駅。パンフレットにヒントだけが載る仕掛けです。
参照:JR東日本「JR東日本ポケモン・スタンプラリー2006の実施について(2006年6月20日発表)」
全駅を集めるとポケモン腕時計と全駅達成認定証がもらえました。ポケモンデザインのSuicaイオカードが10万枚発売されたのもこの年です。
2008年はANAと組んでポケモン新幹線が走った
2008年のポケモンスタンプラリーは7月26日から8月10日まで開催されました。設置は95駅で、うち2駅は東京モノレールです。
この年から、ANAとの共同キャンペーン「ピカ乗りサマー」が始まります。
目玉がポケモン新幹線でした。7月19日から9月15日まで、7編成にポケモンのラッピングが施されています。
2010年にはこれが11編成まで増えました。東北・上越・山形・秋田・長野の各新幹線が対象です。



飛行機と新幹線が手を組む、いま考えても珍しい企画でした
- 2004年に無料の当日自由参加へ転換
- 2005年のスタンプ100種類が歴代最多
- 2006年の98駅が歴代最多の設置駅数
- 2008年にポケモン新幹線が登場
【転換期】震災と謎解きを経た2011〜2019年
90駅台が続いた拡大期は2010年で終わります。2011年以降のポケモンスタンプラリーは、縮小と実験を繰り返しました。
震災の年に山手線内まで縮小し、そこから少しずつ規模を戻していきます。途中でスタンプをやめた年もありました。



いちばん形が揺れ動いた9年間です
2011年は山手線内の2コースだけに縮小した
東日本大震災が起きた2011年、ポケモンスタンプラリーは大きく姿を変えました。名称も「JR東日本『ポケモン言えるかな?BW』スタンプラリー」です。
開催は8月6日から21日まで。例年より遅い時期になりました。
設置範囲は山手線内だけに絞られ、「ゼクロムコース」と「レシラムコース」の2コース制になっています。
集めるのはどちらか一方のコースの6個だけ。景品は歌に登場する全153匹を描いたクリアファイルでした。
いっぽうでANAとの企画は続いており、東北新幹線には復興を意識した「スマイルエクスプレス」が走っています。
2013年に仙台のスタンプラリーと初めて連携した
2013年のポケモンスタンプラリーは8月1日から18日まで開催され、設置駅は24駅まで回復しました。
この年の特徴が仙台エリアとの相互連携です。首都圏で6駅集めたあと仙台で1つ押すと賞品がもらえました。逆方向の特典も用意されています。
賞品の仕掛けも凝っていました。6駅ごとにもらえる「ゴール達成証」を4枚集めると、裏面がつながって1枚の絵になる設計です。



首都圏と仙台をつないだのは、歴代でもこの年だけです
2016年はスタンプをやめて謎解きラリーになった
2016年は、ポケモンスタンプラリーが謎解きに置き換わった唯一の年です。名称は「JR東日本 ポケモン謎解きラリー カラクリ王国を救え!」でした。
JR東日本は「今年はラリーの企画をリニューアル」と発表しています。企画制作は、リアル脱出ゲームで知られるSCRAPが担当しました。
参照:JR東日本「JR東日本 ポケモン謎解きラリー カラクリ王国を救え!を開催します」
謎が置かれたのは14駅。山手線内の7駅を解くと合言葉とゴール駅がわかり、そこから郊外7駅の第2段階へ進みます。
もうひとつ大きな変更が時間帯です。この年から初電から終電まで参加できる形になりました。それまでは9時30分から16時までです。
2018年は55駅まで規模を取り戻した
2017年にポケモンスタンプラリーはスタンプ形式へ戻り、50駅に拡大しました。翌2018年はさらに増えて55駅になります。
これは2011年の縮小以降でもっとも多い駅数です。開催期間も7月13日から8月19日までの38日間に延びました。
元駅員として注目したいのが、この年に加わった仕掛けです。JR東日本はスタンプ台に駅からのメッセージを載せると発表しました。
参照:JR東日本「全世代のポケモンファンへ向けて「JR東日本ポケモンスタンプラリー2018」を開催します」



駅の掲示物で社員が自由に書ける余白は、実はとても貴重なんです
2019年は43駅とやや減りますが、期間は45日間まで延びました。映画に登場する人物キャラクターがスタンプになったのもこの年です。
- 2011年に山手線内まで縮小
- 2013年は仙台と唯一の相互連携
- 2016年だけ謎解きラリーに変更
- 2016年から初電〜終電に拡大
【空白と復活】3年の中断をはさんだ2020〜2026年
2019年を最後に、ポケモンスタンプラリーは3年間おこなわれませんでした。復活したのは2023年です。
空白の3年に何があったのか、復活した2023年がなぜ神奈川中心だったのかを整理します。いまの4コース構成が始まったのは2024年からです。



「中止」ではなく「発表がなかった」というのが正確なところです
2020〜2022年は開催の発表自体がなかった
2020年から2022年まで、ポケモンスタンプラリーの開催は確認できません。筆者が調べた範囲では、中止を告げる発表も、開催を告げる発表も存在しませんでした。
背景として確かなのが、映画の公開時期です。2020年夏に公開予定だったポケモン映画は延期され、同年12月の公開に変わりました。
ポケモンスタンプラリーは長く夏の映画と組んで開かれてきたイベントです。その前提が崩れた年だったといえます。
2023年は横浜支社の主催で復活した
2023年、ポケモンスタンプラリーは4年ぶりに戻ってきました。ただし主催は横浜支社で、内容も従来と異なります。
名称は「JR東日本 ポケモンワールドチャンピオンシップス2023 スタンプラリー」。同年8月にパシフィコ横浜で開かれた世界大会に合わせた企画でした。
期間は7月14日から8月13日まで。設置は首都圏10駅と新幹線5駅の計15駅で、首都圏10駅のうち6駅が神奈川県内でした。
参照:JR東日本「「JR東日本 ポケモンワールドチャンピオンシップス2023 スタンプラリー」を開催します!」
2024年から現在の4コース構成になった
2024年、ポケモンスタンプラリーの主催は首都圏本部に戻りました。ここでいまの形が完成します。
大きな変更が現在の4コース構成です。6駅・12駅・36駅・新幹線という、達成段階で分かれたコースが用意されました。
| コース | 条件 |
|---|---|
| 6駅コース | 好きな6駅を集める |
| 12駅コース | 指定された12駅を集める |
| 36駅コース | 首都圏の全36駅を集める |
| 新幹線コース | 新幹線6駅のうち1駅 |
期間も52日間と歴代最長になりました。有料のスペシャル版スタンプ帳が売り出されたのもこの年からです。
2025年は「ポケモンメガスタンプラリー2025」としてメガシンカを題材に開催されました。基本の仕組みは2024年を引き継いでいます。



段階が分かれたことで、小さな子でも達成感を得やすくなりました
【データ】歴代ポケモンスタンプラリーの規模の変遷
ここまでの流れを、数字で並べ直してみます。ポケモンスタンプラリーがどう膨らみ、どう変わったのかが見えてきます。
駅数・期間・参加者数・ゴール方式という4つの軸で変化を追いかけます。最後に歴代の記録を一覧にまとめました。



ここがこの記事でいちばん読んでほしい章です
スタンプ設置駅数の推移(最多は2006年の98駅)
ポケモンスタンプラリーの設置駅数は、山を描くように増減してきました。節目の年だけを抜き出します。
| 年 | 設置駅数 | 状況 |
|---|---|---|
| 1997 | 30駅 | 最初の開催 |
| 1999 | 13駅 | 歴代最少 |
| 2006 | 98駅 | 歴代最多 |
| 2011 | 山手線内 | 震災の年に縮小 |
| 2018 | 55駅 | 縮小後では最多 |
| 2026 | 36駅+新幹線7駅 | 現在 |
注意したいのが「最多」の意味です。歴代最多は2006年の98駅であり、2018年の55駅は縮小後の最多にあたります。
開催期間の推移(9日間から47日間へ)
駅数と逆に、開催期間は長期的に延びる傾向にあります。ポケモンスタンプラリーは短期集中型から夏休み丸ごと型へ変わりました。
| 年 | 開催期間 |
|---|---|
| 1997 | 9日間(歴代最短) |
| 2004〜2014 | 16日間前後 |
| 2017 | 31日間 |
| 2019 | 45日間 |
| 2024 | 52日間(歴代最長) |
| 2026 | 47日間 |
1997年の9日間と2024年の52日間では5倍以上の差があります。あわてて回る必要がなくなったのは、近年の大きな変化です。
参加者数の記録(2008年は約30.8万人)
ポケモンスタンプラリーに何人が参加したのか。公表された数字はごくわずかですが、2つの年について記録が残っています。
| 年 | 賞品引換え数 |
|---|---|
| 2006 | 約26万人 |
| 2008 | 約30.8万人 |
この数字は、ポケモントレインを企画したジェイアール東日本企画の資料に「昨年の賞品引換え数」として記されていたものです。それぞれ翌年のリリースで公表されました。
参照:ジェイアール東日本企画「JR山手線に“ポケモントレイン”が登場!(2007年7月26日・2006年分)」
参照:ジェイアール東日本企画「JR山手線に“ポケモントレイン”が登場!(2009年7月23日・2008年分)」
つまり最盛期には30万人前後が賞品を受け取っていたことになります。



ほかの年の数字も探しましたが、確かな出典が見つかりませんでした
ゴール方式の変遷(6大ターミナルから大井町へ)
ポケモンスタンプラリーで意外と変化が大きいのが、ゴールの受け付け方です。
1997年は「ポケモンジム」と呼ばれる5駅の窓口。2004年から2010年までは東京・品川・新宿・池袋・上野・松戸の6大ターミナルが担いました。
2011年からは新宿と上野の2駅に集約されます。2017年に大きく変わり、駅のコンビニなどが賞品を渡す「ゴール店舗」方式になりました。
そして2026年は、6駅コースのゴールが大井町の商業施設1ヶ所に集約されています。
歴代の記録ランキング(最多・最長・最短)
ポケモンスタンプラリーの歴代記録を一覧にまとめました。最多・最長・最短がひと目でわかります。
| 記録 | 年 | 数字 |
|---|---|---|
| 設置駅数が最多 | 2006年 | 98駅 |
| スタンプの種類が最多 | 2005年 | 100種類 |
| 設置駅数が最少 | 1999年 | 13駅 |
| 開催期間が最長 | 2024年 | 52日間 |
| 開催期間が最短 | 1997年 | 9日間 |
| 賞品引換え数の記録 | 2008年 | 約30.8万人 |
いま参加している36駅コースは、歴代で見れば中規模にあたります。かつては100駅近くを回る猛者がいたことになります。
- 駅数は最多98駅から現在36駅へ
- 期間は9日間から47日間へ拡大
- 最盛期は約30万人が賞品を受領
- 6駅コースのゴールは大井町1ヶ所へ
【景品】歴代ポケモンスタンプラリーでもらえた賞品一覧
当時を覚えている人がいちばん懐かしがるのが景品です。歴代の賞品を一覧にまとめました。
全駅を制覇した人だけがもらえた記念品と、6駅ゴールの参加賞を年ごとに並べました。受け取り方そのものも時代で変わっています。



実家の引き出しに眠っている人もいるかもしれません
全駅を制覇した人だけがもらえた歴代の記念品
ポケモンスタンプラリーの全駅制覇は、当時いちばん重い挑戦でした。その証として渡された品を並べます。
| 年 | 全駅制覇でもらえたもの |
|---|---|
| 1997 | ポケモンスペシャルカード |
| 2004 | オリジナルオレンジカード+認定証 |
| 2005 | オリジナルオレンジカード+認定証 |
| 2006 | ポケモン腕時計+全駅達成認定証 |
| 2007 | ポケモンクロック |
| 2008 | ピカチュウ貯金箱 |
| 2009 | ピカチュウおやすみルームライト |
| 2010 | ピカチュウ&ポッチャマカレンダークロック |
| 2013 | ゴール達成証4枚(つなげると1枚の絵) |
| 2015 | 全駅達成証 |
| 2017 | ポケモンキーリング(記念プレート付) |
| 2018 | ポケモンビニールバッグ(チャーム付) |
| 2019 | A4スタンプ帳ホルダー |
| 2024 | テラスタル研修達成証 |
| 2025 | スペシャルキーリング |
| 2026 | スペシャルキーホルダー |
2000年代は時計や貯金箱といった実用品が多いのが特徴です。近年はキーリングなど携帯しやすい品に変わりました。
所定の駅数を集めてもらえた歴代の参加賞
ポケモンスタンプラリーの参加賞は、2000年代には30万個前後が用意されていました。
| 年 | 参加賞 |
|---|---|
| 2004 | オリジナルポケモンエアピロー |
| 2005 | オリジナルポケモンレジャーシート |
| 2006 | ポケモンサマーバッグ |
| 2007 | ピカチュウパスケース |
| 2008 | ポケモンネックストラップ |
| 2009 | ポケモンスタンプ帳カバー |
| 2010 | ポケモンなかよしパスケース |
| 2011 | オリジナルクリアファイル+うちわ |
| 2012 | ポケット付き下敷き |
| 2013 | ペットボトルホルダー |
| 2014 | オリジナルポケモン巾着 |
| 2015 | オリジナルポケモンスタンプ帳+ピカチュウサンバイザー |
| 2017 | オリジナルポケモン巾着+スタンプラリー帳 |
| 2018 | オリジナルポケモンパスケース+スタンプラリー帳 |
| 2019 | オリジナルピカチュウパスケース |
| 2024 | フレンダピック+ポストカード |
| 2025 | ジャンボカード ピカチュウex |
| 2026 | スペシャルきっぷ風ステッカー+フレンダピック+9駅・36駅コース版スタンプ帳 |
年によってはピカチュウサンバイザーも一緒に配られました。夏の駅でかぶっている子どもを見かけた人も多いはずです。
景品の受け取り方は郵送から店頭へ変わった
ポケモンスタンプラリーでいちばん時代を感じるのが、景品の受け取り方です。
5駅に置かれた特設カウンターで受け取ります。
参加賞は6駅のゴールで、全駅制覇の賞品は郵送で申し込む方式でした。
規模の縮小に合わせ、ゴールは2駅だけになります。
NewDaysなどの店舗が賞品を渡す形になり、受け取れる場所が増えました。
6駅コースは大井町のカウンター1ヶ所になり、引き換えにLINEのクーポン提示が必要になりました。
とくに驚くのが2008年です。全駅制覇の賞品を受け取るには、スタンプ帳とパンフレットに郵便定額小為替400円分を同封して郵送する必要がありました。
送ったスタンプ帳は、賞品と一緒に10月中旬に返送される仕組みです。



小為替を買いに郵便局へ行った記憶がある方もいるのではないでしょうか
- 2000年代は時計や貯金箱が主流
- 近年はキーリングなど携帯品へ
- 2008年は郵送+小為替が必要
- 2026年はLINE提示が必須に
2026年のポケモンスタンプラリーは歴代とどう違う?
2026年のポケモンスタンプラリーは7月16日から8月31日まで開催中です。歴代と比べた特徴を3つ挙げます。
ポケモン30周年を記念した御三家スタンプ、新幹線コースの拡大、そして引き換えのデジタル化。いずれも歴代で初めての内容です。



筆者は今年の36駅を実際に歩いて回りました
歴代の御三家が9駅コースに勢ぞろいした
2026年のポケモンスタンプラリーは、ポケモン30周年に合わせた内容になりました。
目玉が9駅コースです。歴代の“旅立ちの3匹”が、各世代3匹で1つのスタンプとして配置されました。
| 駅 | 3匹 |
|---|---|
| 北千住 | フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ |
| 上野 | チコリータ・ヒノアラシ・ワニノコ |
| 赤羽 | キモリ・アチャモ・ミズゴロウ |
| 大宮 | ナエトル・ヒコザル・ポッチャマ |
| 三鷹 | ツタージャ・ポカブ・ミジュマル |
| 武蔵小杉 | ハリマロン・フォッコ・ケロマツ |
| 桜木町 | モクロー・ニャビー・アシマリ |
| 池袋 | サルノリ・ヒバニー・メッソン |
| 四ツ谷 | ニャオハ・ホゲータ・クワッス |
自分が最初に選んだ3匹がどの駅にいるのか、世代で分かれるのがこの企画の面白さです。
>> 9駅コースの回り方は、実際に歩いた所要時間つきでこちらの記事に
新幹線コースが過去最多の7駅に拡大した
2026年のポケモンスタンプラリーは、新幹線コースが7駅になりました。首都圏開催では過去最多です。
2023年は5駅、2024年と2025年は6駅でした。今年は長野が戻って7駅になっています。
対象は新青森・盛岡・仙台・秋田・山形・新潟・長野。どれか1駅を押すだけで賞品がもらえます。



帰省や旅行のついでに1駅だけ、という参加もできますよ
賞品の引き換えにLINE登録が必要になった
歴代のポケモンスタンプラリーになかった仕組みが、2026年に導入されました。
6駅コースと新幹線コースの賞品を受け取るには、LINE公式アカウントを友だち追加してクーポンを提示する必要があります。
スタンプを押して窓口へ行けば受け取れた時代とくらべると、大きな変化です。
参照:JR東日本「『JR東日本 ポケモンスタンプラリー2026』詳細公開!」
>> 2026年の賞品とスタンプ帳は、実物の写真つきでこちらに
【FAQ】ポケモンスタンプラリーの歴代についてよくある質問
元駅員の筆者が、ポケモンスタンプラリーの歴代に関するよくある質問にお答えします。



公式資料で確認できたことだけをお答えしますね
- ポケモンスタンプラリーは何年から始まった?
-
1997年の夏からです。1997年8月9日から17日まで、東京都区内の30駅で開催されました。1999年の公式ページに「3年目を迎え」と書かれていることからも、1997年が最初の開催だと確認できます。
- 歴代のポケモンスタンプラリーでいちばん規模が大きかったのはいつ?
-
設置駅数では2006年の98駅、スタンプの種類では2005年の100種類がそれぞれ歴代最多です。2005年は日によって絵柄が変わる駅が3つあったため、駅数より種類が多くなりました。
- ポケモンスタンプラリーが2020〜2022年に開催されなかったのはなぜ?
-
JR東日本から中止の発表も開催の発表もなく、理由は公表されていません。ただし2020年夏に予定されていたポケモン映画が同年12月へ延期されており、夏の映画に合わせて開かれてきた前提が崩れた年でした。
- 2026年のポケモンスタンプラリーは通算何回目?
-
JR東日本は通算の回数を公表していません。2000年と2003年は開催の記録そのものが確認できないため、正確に数えることはできません。確実に言えるのは、1997年に始まって2026年で30年目の夏を迎えたということです。
- ポケモンスタンプラリーの歴代景品にはどんなものがあった?
-
2000年代はポケモン腕時計やピカチュウ貯金箱など実用品が中心でした。近年はキーリングやステッカーなど携帯しやすい品に変わっています。年ごとの一覧は景品の章にまとめました。
まとめ:ポケモンスタンプラリーの歴代30年をふり返る
この記事では元駅員である筆者が、ポケモンスタンプラリーの歴代について、JR東日本の公式発表をもとに解説しました。



30年前に子どもだった方が、いま親として戻ってくる。筆者はそこにこのイベントの強さを感じています










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