【完全ガイド】グランクラスとは?料金やグリーン車との違い・路線図を徹底比較

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悩む女性

グランクラスって何ですか?グリーン車とは違う?

悩む男性

グランクラスの料金ってどれくらい?

てった

グランクラスとは、最上級の新幹線の座席です!
料金は東京-新青森の片道で約3万円と覚えてください。
(実質無料で乗れる裏ワザも紹介します)

グランクラスの座席 10号車
グランクラス

新幹線で移動する際、普通車やグリーン車よりもさらに上のクラスがあることをご存知でしょうか。それが、新幹線のファーストクラスとも呼ばれる「グランクラス」です。

この記事では元駅員である筆者が、実際に乗車した体験談をもとにグランクラスの全体像を徹底解説します。

てった

グランクラスは一生忘れられない「極上の体験」でした!

グランクラス

JR東日本公式による、グランクラスの紹介動画もぜひご覧ください。

この記事を読めば、グランクラスの魅力を完全に理解し、裏ワザを使って年に1ヶ月間ある実質“無料”のチャンスで憧れの座席を予約できます。

運営者情報

【経歴】元JRの駅員・車掌・運転士
【実績】ブログ開設半年で月10万PV
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目次

グランクラスとは?(意味と基本情報)

グランクラス やまびこ51号 10号車
グランクラス

新幹線の最上級クラスである「グランクラス」には、どのような意味や特徴があるのでしょうか。

ここでは、グランクラスの基本的な概要から解説していきます。

グランクラスの意味と名称の由来

グランクラス

「グランクラス(GranClass)」という名称は、フランス語で「大きな」や「偉大な」を意味する「Gran」と、英語の「Class」を組み合わせた造語です。

その名の通り、これまでのグリーン車をさらに上回る、新幹線における最高位のクラスを意味しています。

自分らしく過ごすための心地よさを大切にし、本質を見極める大人に向けたプレミアムな空間として誕生しました。

1編成にわずか18席だけの特別空間

グランクラスの座席10号車
グランクラスの座席 10号車

グランクラスの最大の特徴は、1編成につき1両しかなく、さらに定員がわずか18名に限定されている点です。

一般的な普通車が1両あたり約100名、グリーン車が約60名であることを考えると、いかに贅沢に空間を使っているかが分かります。

他のお客さまの視線や隣の席を気にすることなく、極上のプライベート空間でくつろぐことができるのがグランクラスです。

2つの営業形態(飲料・軽食あり/なし)

グランクラス

グランクラスには、大きく分けて2つの営業形態が存在します。

一つ目は、専任のグランクラスアテンダントが乗車し、お食事や飲み物の提供がある「グランクラス(飲料・軽食あり)」です。

グランクラス はやぶさ1号 10号車
グランクラス はやぶさ1号 10号車
てった

専任のアテンダントがお出迎えしてくれました!

グランクラス
てった

ビールや日本酒、シャンパン(ノンアルコール)もありましたよ!

グランクラスのメニュー
グランクラスのメニュー

二つ目は、座席のみを提供する「グランクラス(飲料・軽食なし)」という形態です。

専任アテンダントによるサービスはありませんが、その分、特急料金が少し安く設定されています。

グランクラス(飲料・軽食なし)
グランクラス 飲料・軽食なし
画像引用:JR東日本公式サイト グランクラス(飲料・軽食なし)の車両
グランクラスの見分け方(飲料・軽食はある?)
グランクラス(飲料・軽食ありなし)の見分け方
画像引用:JR東日本公式サイト グランクラス 飲料・軽食ありなしの見分け方

グランクラスとグリーン車の違いを徹底比較

はやぶさE6系 グランクラス・グリーン車の新幹線デッキ

新幹線はグリーン車でも十分快適なのに、グランクラスは何が違うのかと疑問に思う方も多いでしょう。

ここでは、元駅員の視点から両者の決定的な違いを解説します。

座席の広さと快適性の違い

グランクラスの座席 10号車
グランクラスの座席10号車

もっとも分かりやすい違いは、座席の仕様と配置です。

グリーン車は通路を挟んで左右に2名掛けの4列シートが基本ですが、グランクラスは1名掛けと2名掛けの3列シートとなっています。

シートピッチと呼ばれる座席の前後の間隔も広く確保されており、深くリクライニングしても後部座席の方に圧迫感を与えないバックシェル型のシートが採用されています。

まさに、飛行機の国際線ビジネスクラスのような包み込まれる心地よさです。

車内サービスとアメニティの違い

グランクラス
グランクラスのアメニティ

グランクラスで飲料や軽食ありの列車であれば、グリーン車にはない特別な車内サービスが受けられます。

乗車時には、グランクラスの専任アテンダントからお水やおつまみ、おしぼりが入ったウェルカムセットが手渡されます。

さらに、車内で快適に過ごすための専用スリッパが各座席に用意されており、希望すればブランケットや靴べらも借りることができます。

てった

スリッパもついてましたよ!(ちょっと小さくて、サイズ変更も不可なのは残念・・・)

グリーン車でもおしぼりの配布などはありますが、飲食が無料で提供されるのはグランクラスだけの特権です。

乗車前のラウンジ利用(ビューゴールドラウンジ)の違い

グランクラスのビューゴールドラウンジ 東京駅
画像引用:JR東日本公式サイト

東京駅からグランクラスに乗車する当日に限り、特別なラウンジを利用できるのも大きな違いです。

てった

ラウンジは午前8時〜午後6時の営業です。
筆者は早朝の新幹線だったため、利用できず・・・。

東京駅八重洲中央口前にある「ビューゴールドラウンジ」は、グランクラス乗客と対象のクレジットカード会員のみが利用できる上質な待合空間です。

乗車予定時刻の90分前から入室でき、無料のWi-Fi環境下でソフトドリンクやコーヒーを飲みながら、出発前の時間を優雅に過ごすことができます。

駅の喧騒を離れてリラックスできるため、ビューゴールドラウンジはビジネス利用の際にも非常に重宝します。

グランクラスの料金(値段)はいくら?

グランクラス やまびこ51号 10号車
グランクラス やまびこ51号 10号車

最高級のサービスを受けられるとなると、やはり気になるのはグランクラスの料金です。

グランクラスの料金体系や、普通車との差額について詳しく見ていきましょう。

グランクラスに乗車するための料金内訳

新幹線に乗るためには、基本的な乗車券と新幹線特急券が必要です。

グランクラスに乗車する場合は、これらに加えてグランクラス料金が加算される仕組みです。

料金は乗車する区間の距離に応じて変動し、さらに飲料や軽食の有無によっても金額が変わります。

主要区間における料金シミュレーション

具体的にどれくらいの値段になるのか、東京駅を出発地とした主要区間の概算料金をご紹介します。

東北・北海道新幹線の料金目安

やまびこ51号 E5系 自由席 はやぶさ
やまびこ51号

東北・北海道新幹線「はやぶさ(飲料・軽食あり)」を利用した場合の、東京から新青森の料金総額は約28,000円から30,000円程度となります。

普通車指定席が約17,000円台であることを考えると、約11,000円から13,000円ほどの料金差額が発生します。

長時間の乗車となる東北・北海道新幹線では、この差額を支払ってでも疲れを残さない価値は十分にあります。

てった

実質、グランクラスを無料で乗車できる裏ワザはこの後紹介しますね!(私はこの裏ワザ”キュンパス利用”で利用しました)

北陸新幹線の料金目安

北陸新幹線「かがやき(飲料・軽食あり)」を利用した場合の、東京から金沢の料金総額は、約30,000円となります。

普通車指定席の総額が約14,000円台ですので、普通車との料金差額は16,000円ほど開く計算です。

もし飲料や軽食なしの列車を選べば、料金は数千円ほど安く抑えられます。

上越新幹線の料金目安

東京から新潟まで「とき」のグランクラスを利用した場合ですが、上越新幹線は基本的に飲料や軽食なしでの営業となっています。

グランクラス(飲料・軽食なし)
グランクラス 飲料・軽食なし
画像引用:JR東日本公式サイト グランクラス(飲料・軽食なし)の車両

上越新幹線のグランクラス料金の総額は約17,000円(東京ー新潟)となり、普通車指定席との差額は約7,000円程度に収まります。

食事や飲み物のサービスはありませんが、その分だけ手頃な価格で極上の座席を体験できるのが上越新幹線の特徴です。

グランクラス 飲料・軽食ありなしの見分け方
グランクラス(飲料・軽食ありなし)の見分け方
画像引用:JR東日本公式サイト グランクラス 飲料・軽食ありなしの見分け方

キュンパスを使えばグランクラスが実質無料に?(元駅員のおすすめ裏技)

キュンパス
キュンパス

「料金が高いから手が出ない」と感じる方へ、元駅員として特におすすめしたいのが、期間限定のフリーパス「キュンパス」を利用してグランクラスに乗車する方法です。

キュンパスとは???
キュンパス2026
  • JR東日本エリアのフリーパス
  • 新幹線・特急などが乗り放題
  • キュンパス利用期間(2/12〜3/12)
  • 1日1万円、2日連続は1.8万円
    ※東京-新青森の往復は通常3.5万円
    ※東京-仙台の往復は通常2.3万円
  • 普通車指定席が2回まで利用可能
  • えきねっと限定で発売
  • 平日の利用限定
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筆者は過去のX投稿で「キュンパスでの青森日帰り旅行はただの苦行」とお伝えしたことがありましたが、それはずっと普通車の座席に座っていた場合の話です。

てった

東京駅から新青森駅までの往復をシミュレーションしてみましょう。

通常時、往復とも新幹線の普通車を利用した場合、東京-新青森駅は約35,000円かかります。

しかし、このキュンパスを利用し、片道を「普通車」、もう片道を「グランクラス」にアップグレードした場合、なんと東京-新青森駅は約30,000円に収まります。

つまり、通常時に普通車で往復するよりも安い値段で、片道は最高級のグランクラスを実質「無料」で体験できる計算になるのです。

苦行になりがちな長時間の移動も、片道をグランクラスにするだけで極上のリラックスタイムを満喫できる最高の旅に変わります。

グランクラスは飲み放題で元が取れるのか?

グランクラス

車内で提供されるお酒をたくさん飲めば、普通車との差額の元が取れるのではないかと考える方もいるでしょう。

実際に、ワイングラス1杯やビール1缶をサービス料込みで500円程度と換算して計算してみます。

仮にワインを5杯飲んだとしても金額としては3,000円程度にしかならず、15,000円近い差額を飲み物だけで回収するのは現実的ではありません。

てった

グランクラスの価値は、洗練された空間で他では味わえない特別感!

美味しい食事やお茶菓子、アテンダントの細やかな気配りを含めた体験そのものに価値を見出すことで、お値段以上の満足感を得られるはずです。

グランクラスが走っている路線図と対象列車

グランクラスは、すべての新幹線に連結されているわけではありません。

現在グランクラスが営業している路線と、主な対象列車について解説します。

東北・北海道新幹線(E5系・H5系)

東北・北海道新幹線では、主に緑色とピンク色のラインが特徴のE5系・H5系車両にグランクラスが連結されています。

「はやぶさ」を中心とした多くの列車で、フルサービスが提供されています。

ただし、一部の「やまびこ」や「なすの」など、短区間を走る列車では座席のみの営業となる場合があるため、予約時の確認が必須です。

北陸新幹線(E7系・W7系)

北陸新幹線では、青と銅色のラインが美しいE7系・W7系車両の12号車がグランクラスとなっています。

最速達タイプの「かがやき」や、主要駅に停車する「はくたか」でお食事や飲み物のサービスを楽しむことができます。

こちらも「あさま」や「つるぎ」などの一部列車では、シートのみの営業となる路線図構成になっています。

上越新幹線(E7系)

上越新幹線でもE7系車両が導入されており、グランクラスの座席が用意されています。

しかし、先ほども触れたように上越新幹線の「とき」や「たにがわ」は、全列車が飲料や軽食なしでの営業です。

アテンダントは乗車しませんが、上質なリクライニングシートで静かなプライベートタイムを過ごすには最適な路線です。

グランクラスの豪華な食事(リフレッシュメント)と飲み物

グランクラス(飲料・軽食あり)和食
グランクラス(飲料・軽食あり)和食

アテンダントが乗車する列車で提供される飲食サービスは、グランクラス最大の楽しみの一つです。

ここでは、こだわりのメニュー内容について詳しくご紹介します。

季節で変わるこだわりの食事(洋食・和食)

グランクラス(飲料・軽食あり)洋食
グランクラス(飲料・軽食あり)洋食

車内で提供される軽いお食事は、乗客の好みに合わせて洋食と和食の2種類から選ぶことができます。

洋食は、食のセレクトショップとして有名な「DEAN & DELUCA」がプロデュースしており、季節の食材を使った美しいケークサレやリゾットなどが提供されます。

一方の和食は、日本料理の名店「分とく山」の元総料理長である野﨑洋光氏が監修しています。

東北や北陸といった沿線の郷土料理を取り入れ、出汁の効いた上品なおかずが木箱に美しく盛り付けられています。

季節の切り替わりごとにメニューが一新されるため、何度乗車しても新しい味に出会えるのが魅力です。

アルコールも豊富で充実のドリンクメニュー

グランクラス

お食事と一緒に楽しめるお飲み物も、10種類以上の豊富なラインナップから自由に選ぶことができます。

アルコール類は、マンズワインが手掛けたグランクラスオリジナルの赤・白ワインをはじめ、沿線の銘酒やビール、さらには高級コニャックまで揃っています。

グランクラスのメニュー
グランクラスのメニュー

ソフトドリンクも、こだわりのりんごジュースや黒烏龍茶、ハーブティー、温かいコーヒーなどが用意されています。

これらはすべて料金に含まれており、アテンダントにお願いすればおかわりをいただくことも可能です。

オリジナルの茶菓子もお楽しみ

お食事のあとや、くつろぎのティータイムには、グランクラスオリジナルの茶菓子も提供されます。

有名ホテルのシェフパティシエが監修したパウンドケーキなど、コーヒーや紅茶にぴったりのスイーツが用意されています。

お茶菓子は希望する乗客にのみ配布されるシステムですので、食後のデザートとしてぜひアテンダントにお申し付けください。

グランクラスの予約方法とおすすめの取り方

乗ってみたいと思っても、1編成に18席しかないため、人気の列車はすぐに予約が埋まってしまいます。

ここでは、元駅員としておすすめするスムーズな予約方法を解説します。

えきねっと(新幹線eチケット)での予約が便利

グランクラスを予約するうえで最も便利でおすすめなのが、JR東日本の公式予約サイトである「えきねっと」の利用です。

スマートフォンやパソコンから座席表を見ながら好きな席を選ぶことができ、窓口に並ぶ手間が省けます。

さらに新幹線eチケットサービスを利用すれば、きっぷを受け取ることなく、手持ちの交通系ICカードでそのまま自動改札機を通過できます。

チケットレスで乗車できるため、駅での時間を有意義にラウンジなどで過ごすことができるようになります。

JRE POINTを使ったアップグレードも可能

えきねっとを利用する大きなメリットとして、貯まったJRE POINTを使って座席をアップグレードできる点が挙げられます。

新幹線eチケットで申し込む際、一定のポイントを消費することで、普通車の料金のままグランクラスへ乗車できる非常にお得なサービスです。

普段からルミネやアトレで買い物をしたり、交通系クレジットカードで決済をしてポイントを貯めている方には、ぜひ活用していただきたい裏技です。

みどりの窓口や券売機での購入

もちろん、従来通り駅の指定席券売機やみどりの窓口でも購入は可能です。

ただ、近年は全国的にみどりの窓口の閉鎖が相次いでおり、窓口が非常に混雑しているケースが多く見受けられます。

人気の寝台特急サンライズ出雲などのチケットを取るための「10時打ち」など、どうしても窓口係員の端末操作が必要な特殊なケースを除き、基本的にはネット予約を推奨しています。

もし窓口で購入する場合は、JR東日本やJR東海の公式サイトで最新の営業時間を事前にチェックしてから足を運ぶようにしてください。

まとめ:グランクラスで極上の新幹線旅を体験しよう

グランクラス

今回は、新幹線の最高峰「グランクラス」について、料金やグリーン車との違い、路線図などを徹底解説しました。

普通車と比べると確かに値段は張りますが、それを補って余りある広々とした座席と、アテンダントによる最高のおもてなしが待っています。

筆者は、このグランクラスが今後、Z世代を中心にかなりの人気を集めると予想しています。

なぜなら、これからの世代が求めているのは、単なるモノを所有する「モノ消費」ではなく、忘れられない体験や感動を味わう「コト消費」だからです。

移動そのものが極上のエンターテインメントになるグランクラスは、まさにこの「コト消費」のニーズと完全に合致しており、10年後には今以上に予約が困難な人気の座席になっていることでしょう。

出張の自分へのご褒美や、大切な人との記念日旅行に、ぜひ一度はグランクラスを利用してみてはいかがでしょうか。

ホテルと新幹線がセットになったパックを活用したり、期間限定のキュンパスを組み合わせることで、賢くお得に乗車することも可能です。

次回の旅行の際は、ぜひえきねっとからグランクラスの空席をチェックしてみてください。

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