悩む女性新幹線の座席回転の方法は?



コロナ禍は座席回転が禁止されてませんでしたか?



S Work車両(7号車)はビジネスパーソン向けの車両であり、仕事に集中できる環境を維持するためです。



新幹線の座席回転は、以下の画像の赤丸部分を操作してください!


この記事では、元鉄道員の筆者が新幹線の座席回転の方法からマナー・注意点まで徹底解説します。
この記事を読めば、座席回転に関するトラブルを防ぐためのマナーも分かるので、家族や友人との新幹線旅行を安心して楽しめます。
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新幹線の座席回転とは?向かい合わせにできる仕組みを解説
新幹線の座席回転とは、座席を180度回転させて前後の席を向かい合わせにすることです。
家族や友人グループで新幹線に乗るとき、座席を回転させれば対面で会話を楽しみながら移動できます。



家族で座席を向かい合わせにして、駅弁を広げながら過ごす時間は、新幹線ならではの楽しみ方です!
新幹線の座席は自由に回転できる


新幹線の普通車の座席には、回転できる機能が備わっています。座席の側面下部にあるレバーを操作すれば、座席を180度回転させられます。
この回転機能は、もともと終着駅での折り返し運転に対応するために設計されたものです。



東京駅や新大阪駅などの終着駅では、清掃スタッフがすべての座席を進行方向に向けて回転させています。
つまり、座席の回転は新幹線の設計に最初から組み込まれた機能であり、乗客が自由に操作しても問題ありません。
普通車の指定席・自由席のどちらでも回転は可能です。のぞみ・ひかり・こだまといった列車の種類にかかわらず、普通車であれば基本的に座席を回転させられます。
コロナ禍は座席回転が禁止されていた
2020年春、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、JR各社は座席の回転を控えるよう呼びかけました。向かい合わせに座ると飛沫感染のリスクが高まるとされたためです。



JR東海は2020年5月に公式SNSで自粛を呼びかけ、車内アナウンスでも繰り返し案内されていました。
JR東日本やJR西日本でも同様の対応が取られ、事実上の「禁止」状態が約3年間つづきました。
新幹線の座席回転は法律で明確に禁止されていたわけではなく、あくまでJR各社からの「お願い」という形でした。しかし、車内アナウンスや掲示で強く自粛を求めていたため、多くの乗客がそれに従っていたのが実情です。
現在は座席回転はできる
2023年3月13日以降、座席回転の自粛要請は撤廃されました。政府がマスク着用を個人の判断に委ねる方針に切り替えたことを受け、JR各社も対応を変更しています。
JR東日本は2023年3月7日に、マスク着用の呼びかけとあわせて座席回転の自粛要請も終了すると発表しました。JR東海・JR西日本も同時期に同様の措置を取っています。
現在は新幹線の座席を回転させて向かい合わせに座ることに何の制限もありません。(※2026年4月現在)コロナ禍以前と同じように、自由に座席を回転させて旅行を楽しめます。
ただし、例外もあります。東海道・山陽新幹線の7号車「S Work車両」では、現在も座席の回転が禁止されています。
家族旅行やグループ旅行で座席を回転させたい場合は、7号車以外の車両を予約しましょう。


引用元:日本経済新聞:JR東日本、マスク着用の呼びかけ打ち切り 13日から
新幹線の座席を回転させる方法【のぞみ・ひかり・こだま共通】
新幹線の座席回転は、実はとても簡単です。のぞみ・ひかり・こだまのどの列車でも、やり方は基本的に同じです。
ここでは、具体的な回転方法を2人席と3人席に分けて解説します。初めて座席を回転させる方でも迷わないよう、手順をステップごとにまとめました。
座席回転のやり方は3ステップ
新幹線の座席を回転させる手順は、たったの3ステップです。
まず、座席の側面下部にある「回転用レバー」を探してください。レバーの位置は車両によって若干異なりますが、多くの場合は座席のひじ掛け付近か、座面の側面下部にあります。
次に、レバーを引きながら(または押しながら)座席全体を回転させます。片手でレバーを操作しながら、もう片方の手で座席を押すとスムーズに回せます。力はそれほど必要ないので、女性やお子さまでも操作できます。
最後に、希望の向き(180度回転した位置)でレバーを戻せば完了です。カチッと音がしてロックされれば、座席がしっかり固定されています。
なお、回転させる前にリクライニングを元の位置に戻しておくと、スムーズに操作できます。座席を倒したまま回転させると、前後の座席に引っかかる場合があるためです。
2人席(DE席)を回転させる方法
2人席(DE席)は、新幹線の進行方向に向かって左側に配置されている座席です。2人席の回転は、座席回転のなかでもっともシンプルなパターンといえます。
2人席を向かい合わせにする場合、前後の2列(合計4席)を確保するのが理想的です。前列もしくは後列どちらか一方のDE席を回転させれば、4人がけのボックスシートのような空間が完成します。
2人グループの場合でも、前後のDE席を4席すべて確保できればベストです。ただし、指定席を4席取るのが難しい場合もあるでしょう。その場合は、回転させたい側の席に他の乗客がいないか確認してから操作してください。
3人席(ABC席)を回転させる方法
3人席(ABC席)は、新幹線の進行方向に向かって右側に配置されている座席です。A席が窓側、B席が中央、C席が通路側となっています。
3人席を回転させる手順自体は2人席と同じです。レバーを操作して180度回転させるだけで完了します。
ただし、3人席を向かい合わせにする場合は、前後合わせて6席が必要になります。6人グループであれば全席が知り合い同士で埋まるため、問題ありません。
5人以下のグループで3人席を回転させる場合、空席に他の乗客が座ってくる可能性があります。見知らぬ方と向かい合わせになるのは、お互いに居心地がよくないでしょう。3人席の回転は、前後6席すべてをグループで確保できた場合のみにしておくのが無難です。
なお、かつて東北・上越新幹線では3人席のシートピッチ(前後間隔)が狭く、回転できない車両もありました。現在運行しているE5系やE7系ではシートピッチが1,040ミリに拡大されており、3人席でもスムーズに回転できます。
【マナーと注意点】新幹線の座席回転のトラブル防止法
新幹線の座席回転は、JR各社が明確に禁止しているものではありません。しかし、マナーを守らないと周囲の乗客に迷惑をかけてしまいます。
筆者は駅員時代、座席回転に関するトラブルの相談を何度か受けたことがあります。ほとんどのケースは、ちょっとした配慮があれば防げたものばかりでした。
ここでは、座席回転のマナーとトラブル防止のポイントを解説します。
新幹線の座席回転に関するマナー
座席回転のマナーとして、もっとも大切なのは「向かい合わせにする全席がグループのメンバーで埋まっていること」です。
たとえば4人で2人席の前後を確保した場合、4席すべてが知り合い同士なので問題ありません。一方、3人グループで4席を向かい合わせにしてしまうと、残り1席に他の乗客が座る可能性があります。
見知らぬグループのなかに1人で座ることになった乗客の気持ちを考えてみてください。とても居心地が悪いはずです。
グループの人数と確保した座席数が合わない場合は、座席回転を控えるのがマナーです。
もうひとつ大切なのは、降車時に座席を元の向き(進行方向)に戻すことです。明確なルールではありませんが、次に乗る方への配慮として推奨されています。終着駅では清掃スタッフが全座席を転換しますが、途中駅で降りる場合は自分たちで戻しておくとスマートでしょう。
奇数グループで回転するときの注意点
3人や5人といった奇数人数のグループは、座席回転の際にとくに注意が必要です。
3人グループの場合、2人席の前後(4席)を確保して回転させると、1席が空いた状態になります。もしその空席の指定席を持っている乗客がいた場合、その方はグループの輪のなかに座らなければなりません。
筆者の駅員時代にも、3人グループが4席を向かい合わせにして占領していたため、残り1席の指定席を持つお客さまが困っているケースがありました。車掌に相談が入り、グループ側に座席を戻すようお願いしたこともあります。
奇数グループで座席を回転させたい場合は、自由席の空いている区画を選ぶか、指定席であれば空席が出ないよう人数分ぴったりの席を確保するなどの工夫が必要です。
指定席で自分の席が勝手に回転されていたときの対処法
指定席に向かったら、自分の座席が他のグループに回転させられていた、というケースは実際に起こり得ます。
このような場合、まずは落ち着いて対応しましょう。直接グループに声をかけて「すみません、この席の指定席を持っているのですが」と伝えれば、多くの場合は元に戻してもらえます。
もし声をかけにくい場合や、声をかけたのに対応してもらえない場合は、車掌に相談するのがおすすめです。筆者が駅員時代に見てきた限り、車掌が間に入って丁寧に対応してくれるケースがほとんどでした。
指定席はその席に座る権利を購入しているものです。遠慮する必要はまったくありませんので、安心して申し出てください。
新幹線の座席回転ができない場合とその理由
新幹線のすべての座席が回転できるわけではありません。構造上の理由やサービスの特性上、回転が制限されている座席もあります。
グループ旅行で座席回転を予定している方は、事前にこの点を確認しておくと安心です。
車端部や壁際の座席は回転できない場合がある
車両の最前列や最後列など、壁に近い座席は構造上回転できないケースがあります。壁との距離が十分でないと、座席が壁にぶつかって回転が途中で止まってしまうためです。
また、車いすスペースに隣接する座席も固定されている場合があります。バリアフリー対応のスペースを確保する必要があるため、回転機能が制限されているのです。
座席回転を前提にチケットを取る場合は、車両の中央付近の座席を選ぶのがおすすめです。中央付近であれば、前後の座席との間隔も十分にあり、スムーズに回転できます。
グリーン車などは回転が制限される
グリーン車の座席は、普通車とは構造が異なる場合があります。車両のタイプによっては回転できない座席が含まれているため、グリーン車で向かい合わせにしたい場合は事前の確認が必要です。
また、グランクラスや個室タイプの座席は回転できません。これらの上位クラスの座席は、固定式のシートが採用されています。
東海道・山陽新幹線の7号車「S Work車両」でも座席の回転は禁止されています。S Work車両はビジネスパーソン向けの車両で、仕事に集中できる環境を維持するために歓談や座席回転を控えるルールが設けられています。
グループ旅行で向かい合わせに座りたい場合は、普通車の指定席(7号車以外)を選ぶのがもっとも確実な方法です。
新幹線の座席回転に関するよくある質問
新幹線の座席回転について、読者の方から寄せられやすい疑問をまとめました。気になる項目からチェックしてみてください。
新幹線の座席回転はいつから解禁された?
新幹線の座席回転は、2023年3月13日から解禁されました。政府がマスク着用を個人の判断に委ねる方針に変更したことにあわせ、JR東日本・JR東海・JR西日本がそろって座席回転の自粛要請を撤廃しています。
それまでの約3年間(2020年春〜2023年3月)は、飛沫感染防止のために座席回転を控えるよう車内アナウンスなどで呼びかけられていました。現在はその呼びかけも完全に終了しており、自由に座席を回転できます。
新幹線の座席回転後のテーブルはどうなる?
新幹線の座席を回転させると、背面テーブルの使い勝手が変わります。通常、テーブルは前の座席の背面に取り付けられていますが、座席を回転させると自分の背中側にテーブルが来る形になります。
向かい合わせにした場合、テーブルは中央で向き合う2人がそれぞれ使えるレイアウトになります。駅弁やお菓子を広げて楽しむには十分なスペースです。
ただし、通常の着席時と比べるとテーブルとの距離感が変わるため、飲み物をこぼさないよう注意してください。
降車時は回転した座席を元に戻すべき?
JR各社が「必ず元に戻してください」と明示しているわけではありません。しかし、次に乗車するお客さまへの配慮として、降車前に座席を元の向き(進行方向)に戻しておくのが望ましいでしょう。
東京駅や新大阪駅などの終着駅では、清掃スタッフがすべての座席を進行方向に転換します。そのため、終着駅で降りる場合はそのままでも問題ありません。
一方、途中駅で下車する場合は、座席を戻しておくのがスマートです。次に座るお客さまが逆向きの座席に戸惑わずに済みます。
のぞみ以外の新幹線(JR東・西日本)でも座席回転はできる?
はい、のぞみ以外の新幹線でも座席回転は可能です。東海道新幹線のひかり・こだまはもちろん、東北新幹線(はやぶさ・やまびこ・なすのなど)、上越新幹線(とき・たにがわ)、北陸新幹線(かがやき・はくたかなど)でも、普通車の座席は回転できます。
山陽新幹線(のぞみ・みずほ・さくらなど)や九州新幹線でも同様に回転可能です。
JR東日本の新幹線で現在主力のE5系やE7系は、シートピッチが1,040ミリあり、3人席でもスムーズに回転させられます。かつてのE2系では3人席の回転がやや窮屈でしたが、現在の車両ではその心配はほぼありません。
新幹線の最後部座席でも回転できる?
車両の最後部座席は、背後が壁になっているため、回転できるかどうかは車両の構造によって異なります。
多くの新幹線車両では、最後部の座席でも回転は可能です。ただし、壁との距離が近いぶん、回転時に窮屈に感じる場合があります。
確実に回転させたい場合は、車両の中央付近の座席を予約するのがおすすめです。前後の座席との間隔に余裕があるため、スムーズに操作できます。
2人で4席を向かい合わせに使うのはマナー違反?
指定席で4席すべてを購入しているのであれば、2人で4席を向かい合わせにして使っても問題ありません。購入した座席は自由に使う権利があります。
一方、自由席で2人が4席を占有するのは、混雑時にはマナー違反と受け取られる可能性が高いです。自由席は座席指定がないぶん、できるだけ多くの乗客が座れるよう配慮が求められます。
自由席で座席を回転させる場合は、車内が空いていることを確認してからにしましょう。混雑時に必要以上の座席を占領するのは避けてください。
リクライニングと座席回転の関係|倒したまま回転できる?
リクライニングを倒したまま座席を回転させることは、基本的におすすめしません。座席を倒した状態で回転させると、前後の座席に背もたれがぶつかる可能性があるためです。
座席を回転させる前に、まずリクライニングを元の位置(起こした状態)に戻してください。そのうえで回転操作を行い、向かい合わせの状態になってからリクライニングを調整するのが正しい手順です。
なお、向かい合わせの状態では、リクライニングをあまり深く倒すと対面の方との距離が近くなりすぎます。リクライニングは控えめにしておくのがよいでしょう。
座席回転でトラブルになったら車掌に相談できる?
はい、座席回転に関するトラブルは車掌に相談できます。
たとえば、自分の指定席が他のグループに勝手に回転させられていた場合や、隣のグループが座席を回転させて大騒ぎしている場合など、直接声をかけづらいケースでは車掌に伝えてください。
JR西日本の広報は、座席回転について「マナーの問題であり、車内秩序の維持のために対応している」と説明しています。JR東日本も同様の方針です。
車掌は車内を定期的に巡回していますので、通りかかったタイミングで声をかけるか、デッキで待って相談するのがよいでしょう。
まとめ:新幹線の座席回転は正しいやり方とマナーを押さえれば安心
新幹線の座席回転は、コロナ禍で約3年間の自粛期間がありましたが、2023年3月13日から解禁されています。現在は自由に座席を回転させて、向かい合わせの旅を楽しめます。
座席回転のやり方は、座面の側面下部にあるレバーを操作するだけのシンプルな3ステップです。のぞみ・ひかり・こだまなど列車の種類を問わず、普通車であれば基本的に回転できます。
座席回転で気をつけるべきポイントは、向かい合わせにする全席がグループのメンバーで埋まっていることの確認です。奇数グループで空席を含む形で回転させると、他の乗客に迷惑をかけてしまいます。
万が一トラブルが発生した場合は、車掌に相談すれば対応してもらえます。マナーを守って、新幹線での家族旅行やグループ旅行をぜひ楽しんでください。






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