悩む女性新幹線のデッキって誰でも使っていいの?



新幹線のデッキは、自由席特急券があれば使えますよ!
新幹線の自由席が満席のときや、電話をかけたいときにデッキを使いたいと思う人は多いでしょう。
この記事では元車掌の筆者が、新幹線のデッキの場所や利用する際のマナーを徹底解説します。
この記事を最後まで読めば、あなたはもう新幹線のデッキでどう過ごせばいいか迷うことはなくなります。
【経歴】元JRの駅員・車掌・運転士
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新幹線のデッキとは?どこにあるの?


新幹線のデッキとは、座席が並んでいる客室と、乗り降りするドアの間にあるスペースのことです。
新幹線に乗る機会が少ないと、そもそもデッキがどこにあるの?と感じでしまいますよね。まずは新幹線のデッキの意味、具体的な場所について詳しく解説します。
新幹線のデッキとは客室とドアの間にあるスペース
新幹線のデッキとは、座席が並んでいる客室と、乗り降りするドアの間にある空間を指します。客室への音漏れを防いだり、車内の温度を保ったりする役割があります。
また、トイレや洗面所、ゴミ箱などもこの「新幹線のデッキ」周辺に設置されています。そのため、乗客が頻繁に行き来する共有スペースとなっています。
デッキがある場所と号車の探し方
新幹線のデッキは、基本的に各号車の前と後ろの両方にあります。新幹線のドアから乗車して、客室の自動ドアを開けるまでの空間がすべてデッキです。
自分が乗る号車の新幹線デッキに行きたい場合は、ホームの足元や頭上にある乗車位置案内を見て並んでください。新幹線が到着してドアから入れば、そこがすでに新幹線デッキです。
新幹線のデッキにずっと立っていても平気?必要なきっぷと料金


自由席が満席で座れないとき、ずっと新幹線のデッキに立っていても問題ないのか不安になりますよね。ここでは、デッキを利用する際に必要なきっぷや料金について解説します。
自由席特急券を持っていればデッキに立ってもOK
結論から言うと、自由席特急券を持っていれば、新幹線のデッキにずっと立っていても全く問題ありません。自由席は座席が保証されていないため、満席の場合は立って乗車することになります。
自由席が満席のとき、客室内の通路に立つよりも、新幹線のデッキに立つほうが他のお客さまの通行の妨げになりにくいためおすすめです。
デッキに立つ場合でも「立ち乗り専用の安い料金」はない
新幹線のデッキに立って乗車するのだから、少し料金が安くなるのではと思うかもしれません。しかし、新幹線には立ち乗り専用の割引料金などは存在しません。
座席に座れた場合でも、新幹線のデッキに立ちっぱなしだった場合でも、自由席特急券の料金は同じです。新幹線デッキに立ち乗りであっても所定の料金が必要になります。
指定席特急券を持っている人がデッキにいる理由
新幹線のデッキには、自由席に座れなかった人だけでなく、指定席特急券を持っている人がいることもあります。これは、電話をかけるためや、気分転換のために一時的にデッキに出ているからです。
また、小さな子どもが泣いてしまったときに、周りのお客さまへの配慮として新幹線デッキで子どもをあやしている親御さんも多くいらっしゃいます。
全車指定席(のぞみ等)の新幹線のデッキはOK


東海道新幹線や山陽新幹線の「のぞみ」も、お盆や年末年始などの繁忙期は全車指定席になることがありますが、新幹線デッキは自由席特急券で乗れます。


のぞみ全車指定席の列車は、新幹線の自由席特急券を持っていれば、新幹線のデッキに立って乗車することが可能なんです。
事前に指定席特急券を購入していない人は、全車指定席の列車には乗車できないルールになっています。



繁忙期は、ひかりの自由席が大混雑のため、のぞみの新幹線デッキへの乗車をJR東海公式Xでも推奨してします。
新幹線のデッキで電話はできる?通話のマナーと電波事情
新幹線での移動中に、急な仕事や家族からの電話がかかってくることもありますよね。ここでは、新幹線の車内で電話をする際のマナーや電波事情について解説します。
客室ではなくデッキでの通話が基本ルール
新幹線の車内で電話をする場合は、座席のある客室ではなく、デッキに移動して通話するのが基本のルールです。客室内での通話は、周りのお客さまの迷惑になります。
電話がかかってきたら、一旦電話を切るか小声で「後でかけ直す」と伝え、速やかに新幹線のデッキへ移動してから通話を再開してください。
声のボリュームに注意!「電話がうるさい」と思われないために
新幹線のデッキで通話をする際も、声のボリュームには十分に注意が必要です。デッキは客室とドアで仕切られていますが、大きな声で話すと客室まで声が漏れてしまいます。
また、新幹線のデッキには他のお客さまもいます。周りの人に不快な思いをさせないよう、なるべく小さな声で、手短に通話を済ませるのがマナーです。
トンネル内は電波が切れる?通話する際の注意点
新幹線がトンネルに入ると、携帯電話の電波が途切れてしまうことがあります。特に山間部を走る区間では、トンネルが連続するため通話が難しくなります。
大切な用件を話す場合は、新幹線がトンネルを抜けたタイミングや、駅に停車している間を狙ってデッキで電話をかけることをおすすめします。
【元鉄道員からの警告】新幹線のデッキでのNG行動


筆者は元駅員や車掌として働いていましたが、新幹線デッキでのトラブルを何度も目撃しました。ここでは、デッキで絶対にやってはいけないNG行動を解説します。
NG行動①:デッキへの座り込み(地べた・荷物の上)
長時間の立ち乗りが辛いからといって、新幹線デッキの床に直接座り込んだり、スーツケースの上に座ったりするのは絶対にやめましょう。通行の妨げになり非常に危険です。
揺れで転倒する恐れもありますし、緊急時の避難経路を塞ぐことにもなります。疲れた場合は、壁にもたれかかる程度に留めてください。
NG行動②:乗降口やトイレ・ゴミ箱を塞ぐ立ち方
新幹線デッキに立つ際は、乗り降りするドアの目の前や、トイレ、洗面所、ゴミ箱の前を塞がないように配慮してください。他のお客さまが利用できなくなってしまいます。
駅に到着する前には、降りる人のためにドア付近から離れ、スムーズな乗り降りができるようにスペースを空けるのが最低限のマナーです。
NG行動③:ニオイの強い飲食や長時間の占拠
新幹線のデッキはあくまで一時的な共有スペースです。そのため、お弁当などニオイの強いものをデッキで食べるのは、他のお客さまの迷惑になるため控えてください。
また、グループで円になって長時間デッキを占拠し、大声で騒ぐこともNGです。周囲への気配りを忘れずに、譲り合って新幹線のデッキを利用しましょう。
新幹線のデッキに関するよくある質問
新幹線のデッキについて、よくある疑問や質問をまとめました。元鉄道員の視点で、それぞれの質問にわかりやすくお答えしていきます。
- 自由席が満席で座れない場合、どこに立つのが正解ですか?
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自由席が満席の場合は、客室内の通路ではなく、新幹線デッキの空いているスペースに立つのが正解です。
その際、ドアやトイレの前を塞がないように注意してください。
- 新幹線のデッキに大きな荷物を置きっぱなしにしても大丈夫ですか?
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新幹線のデッキに荷物を放置するのは、盗難の危険があるだけでなく、通行の妨げになるため絶対にやめましょう。
大きな荷物は、客室内の荷物置き場などを利用してください。
- 子どもが泣いてしまった時、新幹線のデッキであやしてもいいですか?
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はい、全く問題ありません。子どもが泣いてしまったときは、周りへの配慮として新幹線のデッキに移動してあやす親御さんはたくさんいます。気分転換にもなるのでおすすめです。
- 指定席のチケットを持っていますが、新幹線のデッキに立っていても怒られませんか?
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指定席特急券を持っていても、電話や気分転換のために新幹線のデッキに立つことは自由です。
車掌さんに怒られることはありませんので、安心してください。
- 新幹線のデッキに立っていて、車掌さんが来たらどうすればいいですか?
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新幹線のデッキで車掌さんが通りかかったら、通れるように少し道を譲ってください。
もし、きっぷの確認を求められた場合は、スムーズにきっぷを提示できるように準備しておきましょう。
- 新幹線のデッキにコンセントはある?
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デッキの洗面所付近にコンセントがある場合があります。
しかし、これは清掃などの業務用のコンセントです。乗客がスマートフォンなどの充電に使用することはできません。 スマートフォンの充電にはモバイルバッテリーを持参しましょう。
- 新幹線のデッキは冷暖房が効いている?
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デッキにも冷暖房の吹き出し口があり、空調は効いています。
ただし、客室に比べると温度調整が難しく、極端な温度になりがちです。駅に停車して扉が開くたびに、外の空気が直接入ってくるためです。
体温調節しやすい服装で新幹線のデッキを利用することをおすすめします。
- 新幹線のデッキにゴミ箱やトイレはある?
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新幹線のデッキには、基本的にゴミ箱が設置されています。
トイレや洗面所も、新幹線の奇数号車などのデッキに設けられています。
ただし、すべてのデッキにあるわけではないので注意が必要です。 事前に車内の案内図などで場所を確認しておくと安心です。
- 新幹線のデッキに大型荷物やベビーカーを置いてもいい?
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デッキに大型荷物やベビーカーを放置するのは禁止されています。
盗難の危険があるうえ、他のお客さまの通行の妨げになるからです。
大型荷物は特大荷物スペースつき座席を予約して持ち込みましょう。 ベビーカーは折りたたんで自分の足元など安全な場所に保管してください。 ルールは公式サイトで確認できます。
- 新幹線のデッキでタバコは吸える?(喫煙所の有無)
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新幹線のデッキでタバコを吸うことはできません。
かつては一部の新幹線デッキに喫煙ルームがありました。
しかし、2024年春にすべての喫煙ルームが廃止されました。 現在、新幹線の車内はデッキも含めて完全に禁煙となっています。 (※2026年2月現在)
まとめ:新幹線 デッキのルールとマナーを守って快適な移動を!


この記事では、新幹線のデッキの場所や、利用する際のルールとマナーについて解説しました。デッキは、乗客全員が気持ちよく使うための大切な共有スペースです。
自由席が満席で立って新幹線のデッキに乗車するときや、電話をかけるときには、周りのお客さまへの配慮を忘れないようにしましょう。ルールを守って、快適な新幹線の旅を楽しんでくださいね。











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