悩む女性往復・連続乗車券はいつ廃止?



往復割引が使えなくなるってこと?



2026年3月13日に往復・連続乗車券は廃止されました!
往復乗車券が廃止されるので、往復割引もなくったんです…
2026年3月14日のダイヤ改正に合わせて、JRの往復・連続乗車券の廃止が決定しました。ニュースを見て、今後の帰省や旅行で新幹線の交通費が高くなるのではと不安を感じている人も多いでしょう。
この記事では、元駅員としてみどりの窓口で働いた経験と知識を活かして、往復乗車券・往復割引の廃止理由を解説します。
この記事を読めば、往復割引が廃止された後もおトクに安く新幹線に乗る方法までわかります。
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JRの往復乗車券・往復割引はいつ廃止?なぜなくなる?


結論から言うと、JRの往復乗車券と連続乗車券は2026年3月13日をもって廃止されます。



往復乗車券が廃止=往復割引も廃止です!
長年親しまれてきた往復・連続乗車券がなぜなくなるのか、理由についても詳しく見ていきましょう。
2026年3月13日でJRの往復乗車券廃止
JR各社の往復乗車券および連続乗車券の発売は、2026年3月13日をもって終了します。翌日の3月14日以降は、行きと帰りのきっぷをそれぞれ片道乗車券として2枚購入しなければなりません。



往復乗車券がなくなるんて信じられない…
元駅員目線では衝撃的な制度改正です。
長距離移動でお得だった往復割引制度が完全になくなるため、出張・規制・旅行で新幹線を利用する多くの人に影響が出ることになります。
往復乗車券・割引が廃止される理由
往復乗車券・往復割引が廃止される最大の理由は、インターネット予約や交通系ICカードが全国的に普及したからです。駅の窓口や券売機で紙の往復乗車券を買う人が近年は激減しています。



私も、紙のきっぷはこの数年買ってません。
利用者の多くがスマートフォンを使って手軽にチケットレス乗車をするようになったため、複雑な紙のきっぷの制度が見直されたというわけです。
連続乗車券も廃止
往復乗車券の廃止と同時に、連続乗車券というきっぷも発売終了となります。連続乗車券とは、片道でも往復でもない複雑なルートを移動する際に使われていた乗車券です。



年に2.3回しか新幹線に乗らない人には縁のないきっぷですね。
名古屋の「南大高駅」や京都の「山科駅」が有名です。
連続乗車券も利用者が全体のごくわずかとなっていたため、チケットレス化の時代の流れとともに役割を終えることになりました。
新幹線の往復乗車券・往復割引とは?


そもそも往復乗車券や往復割引がどのような制度だったのかを振り返ります。新幹線でお得に移動するための基本的な知識をおさらいしておきましょう。
往復乗車券とは?
往復乗車券とは、行きと帰りのルートが全く同じ場合に発券される1セットのきっぷのことです。片道乗車券を2枚買うよりも、きっぷの有効期間が2倍になるという大きな特徴がありました。
途中の駅で改札外に出る途中下車をしながら、ゆっくりと長距離旅行を楽しみたい人にとって往復乗車券は便利なきっぷだったのです。
往復割引は600キロを超えると1割引
往復乗車券の最大のメリットは、片道の移動距離が601キロ以上の場合に運賃が1割引になる往復割引でした。行きと帰りの両方の乗車券がそれぞれ10パーセント安くなります。



往復割引は601キロ以上の距離制限がネックでしたね・・・。
「往復なら安くなるんでしょ?」と勘違いされている人も多いです。
東京から岡山や広島などへ向かう長距離の移動では、交通費を節約できる欠かせない存在が往復割引の制度だったと言えます。
東京〜西明石の往復乗車券が消える?
筆者がみどりの窓口の駅員時代によく提案していたのが、東京から西明石まで乗車券を伸ばす裏技です。東京から新大阪・新神戸などは600キロ未満のため、そのまま買うと往復割引の対象外となります。
しかし、あえて少し先の西明石駅までの往復乗車券を買うことで、600キロの壁を超えて1割引が適用されていました。その結果、新大阪や新神戸駅までの正規運賃よりも西明石までの割引運賃の方が安上がりになっていたのです。



東京駅ー新神戸駅の往復の人には、「西明石駅まで伸ばした方が安くなりますよ」と提案していました。
みどりの窓口でこの買い方を案内すると、多くのお客さまに大変喜んでいただけました。このような駅員ならではのお得な往復割引のテクニックも、今回の往復乗車券廃止によって使えなくなってしまいます。
往復乗車券の廃止は学割やジパング倶楽部にも影響


往復乗車券の廃止は、学生割引やジパング・大人の休日倶楽部の割引制度にも変化をもたらします。それぞれの割引が今後どうなるのかを確認しておきましょう。
学割の往復割引はどうなる?
2026年3月14日以降は、学校が発行する1枚の学割証で片道乗車券を2枚まで同時に購入できるようになります。そのため、学割を使って往復の旅行をすること自体は今後も問題なく可能です。
ただし、往復割引という制度自体が消滅するため、これまでの「学割の2割引」に「往復の1割引」を重ねるというお得な買い方はできなくなります。
ジパング倶楽部の往復割引はどうなる?
シニア向けのジパング倶楽部も、2026年3月14日から割引の条件が変更されます。これまでは往復乗車券での利用も多かったですが、今後は片道の距離が101キロ以上の場合にジパング倶楽部の割引が適用されるルールになります。



ジパング倶楽部のメリット・デメリットの解説記事もご覧ください。


学割と同様に、ジパング倶楽部の割引と往復割引の併用はできなくなるため注意が必要です。
大人の休日倶楽部の往復割引はどうなる?
大人の休日倶楽部も、ジパング倶楽部と同様に、片道の距離が101キロ以上の場合に大人の休日倶楽部の割引が適用されるルールへ変更です。紙のきっぷによる往復割引がなくなる分、各社が提供するネット予約の会員限定割引きっぷの重要性がより高まっていくでしょう。
往復乗車券廃止後も新幹線に安く乗る方法


往復乗車券が廃止されても、新幹線に安く乗る方法は残されています。各JRが提供しているお得なインターネット予約サービスを積極的に活用しましょう。
JR東日本「えきねっと」を利用する
東北・上越・北陸新幹線などを利用するなら、JR東日本の「えきねっと」がおすすめです。早めに予約をすることで料金が大幅に安くなる「トクだ値」という商品が用意されています。
えきねっとのサービスである「新幹線eチケット」はスマートフォンから簡単に予約ができてICカードで乗車できるため便利です。
JR東海「EXサービス」を利用する
東海道・山陽新幹線を利用する場合は、JR東海の「スマートEX」や「エクスプレス予約」を活用しましょう。これらのEXサービスには、乗車の数日前までに予約すると安くなる「早特」商品が豊富に揃っています。
お手持ちの交通系ICカードを登録しておけば、改札にタッチするだけで新幹線に乗れるため非常に便利です。詳細は公式サイト https://smart-ex.jp/ をご覧ください。
JR西日本「e5489」を利用する
山陽・九州・北陸新幹線などを利用する人は、JR西日本のネット予約サービス「e5489」が役立ちます。「e5489」もWEB限定のお得な割引きっぷが多数販売されており、長距離の移動でも交通費を安く抑えることが可能です。



寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」の寝台券を予約するのにもおすすめです!


事前に「e5489」の会員登録を済ませておき、旅行の予定が決まったらすぐにスマホから予約するのが節約のコツになります。
往復乗車券・往復割引の廃止に関するよくある質問
往復乗車券・往復割引廃止について、検索されやすい疑問やAIに聞かれることが多い質問に対して、わかりやすく直接的にお答えします。
- 往復乗車券・往復割引はいつ廃止されますか?
-
JRの往復乗車券と往復割引は、2026年3月13日をもって発売を終了し、完全に廃止されます。
2026年3月14日からは、行きと帰りのきっぷをそれぞれ片道乗車券として別々に購入する必要があります。
- 往復乗車券や連続乗車券はいつまで買えますか?
-
往復乗車券や連続乗車券を購入できるのは、2026年3月13日までです。
この日までに購入したきっぷであれば、3月14日以降に乗車する場合でも有効期間が切れるまでそのまま使うことができます。
- JR東日本やJR東海などの特定の会社だけ往復乗車券・往復割引が廃止されますか?
-
いいえ、特定の会社だけではありません。JR北海道からJR九州まで、全国のJRグループ全社で一斉に往復乗車券と往復割引が廃止されます。
JRの複数の会社をまたぐ移動であっても、今後は往復割引を受けることはできません。
- 往復乗車券の代わりに往復分の「片道乗車券」を窓口で一度に買えますか?
-
はい、窓口や指定席券売機で、行きと帰りの片道乗車券を同時に購入することは可能です。
券売機の画面操作もこれまでとほぼ変わらず、スムーズに帰り分のきっぷも合わせて手に入れることができます。
まとめ:往復乗車券・往復割引の廃止後は新幹線のチケットレスがおすすめ!


2026年3月の往復乗車券廃止により、これまで当たり前だった紙のきっぷのお得なルールが大きく変わります。
長距離移動の際の往復割引や、駅員がおすすめしていた西明石までの乗車券延長といった節約術はもう使えません。
しかし、悲観する必要はありません。今後はJR各社が力を入れているインターネット予約サービスを使いこなすことが、最も確実で賢い節約方法になります。えきねっとやスマートEXなどの早割を活用して、これからもお得に新幹線の旅を楽しんでいきましょう。




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